この記事は書いた当時には本人が気づかなかったものの、
数か月して読んでみたら全く意味のわからないものでした。
失敗として反省しています。
失敗例としてそのまま公開してあります。
※一部専門用語が多くなりますが、説明の時間短縮のために
詳細追記しないで書いてあります。
大したことじゃないので「なんとなくわかる」的な雰囲気で乗り切ってください。
実際用語が気になる方はネットで調べてもらうか、
「どういう意味なの?」ぐらいの軽いノリでメールしてくれると助かります。
連日、記録的に暑い日が続く今日この頃。
ウインドウズ7、8ユーザーなどを対象にした、
Windows10への無料アップデートが7月29日に始まりました。
もう、結構な人がウインドウズ10にアップデートしたのでは
ないでしょうか?
・・・と言って、おそらくそんなにアップデートしてないんじゃないかと
思います。
というのも、ついこの間までXPを使っていたという人がいるぐらいで、
必ずしもアップデートに興味がある人ばかりではないというか現実。
新しいことに変化すると色々と覚えなおしになるということで、
敬遠してる人もいるのが世の中です。
正直、Windows10への無料アップデートは
ちょっとしたチャンスだと思っていたりして、
「今まではOSをアップデートするのに数万円かかったけど、
今のうちなら無料!でも、新しくなっちゃったから操作方法がわからないわ」
って人が増えて仕事につながるかと甘い期待をしてましたが、
「なんかよく分からないしやめとく」って言われるのが大半でした。
やはり、そんなもんです。
またパソコン自体への興味も減ってるというか、
そこそこの性能を持ったパソコンなら
10万近いという予算面や、
若者からお年寄りと世代を問わず
「スマホが出来ればいいんじゃない?」って人もいたりで、
あれれ、パソコンに興味もって知識つけたいのって
30~40代の同世代だけか?なんて錯覚もしました。
まぁ、実際のところは人それぞれで、
『使いこなしてることでのメリット』と、
『どのへんまで覚えれば使いこなせるというか』という部分で、
ほんとに日常的にPCを使ってる人と、
これから始めようとする人で温度差があるところが見えてきました。
例えば自分が身近で感じてる話でいいますと、
「○○さんってパソコン詳しいんですか?」
って聞かれた時に、
結構詳しい人でも高確率で
「少し詳しい感じで、そんなに詳しくはないですよ」
って答えます。
これ、ただ謙遜してるのかって話になりますが、
そういうことより、実際にパソコンというもので出来ることと、
『操作上で必要な知識』の倍以上『設定上で必要な知識』があり、
また、表示される用語やマークなども環境によってコロコロ変わるため、
よほどの自信家かシステムエンジニアでもない限り、
「詳しいです」とか簡単に言えません。
ところが、この「そんなに詳しくない」ってレベルが曲者で、
例えば、自分が
「便利屋をやっています。パソコンも少しできます。趣味はゲームです」
って最初に言ったらどうですか?
今までほとんどの人にゲームやってただけの人って思われてます。
※間違いとも言えないが
実際は趣味程度でいうなら他にも色々とできます。
また、それに関する設定なんかも多少なり分かります。
結局、
ある部分に関しては無知な素人そのものですが、
ある部門に関してはパソコン教室の先生より詳しいなんて
状況が起こるのがパソコンというものなわけです。
多少詳しい人から見れば「パソコンは簡単」なんですが、
まず、それが何言ってるかわからないから初心者なわけで、
ここで説明に失敗すると全然パソコンに興味もってくれません。
凄い詳しくないと使いこなせないってわけでもなく、
むしろ、難しいとこだけは詳しい人に設定してもらって、
あと操作方法を教わってそれで使ってるって人ばかりなので、
この辺の調整できる人も需要があるのが現実です。
◇たとえ話。
A「何か自分に役に立てることありますか?」
B「最近、ちょっと運動がしたいんですよ」
A「私は運動が得意です」
B「おお、凄いですね。では野球出来るでしょ詳しいんじゃないですか?」
A「いや、自分はサッカーの方が得意です。野球はあまり」
B「え、運動得意なのに野球詳しくないんですか?」
A「まぁ、運動にもいろいろありますので」
B「じゃ、ロッククライミングとかクリケットなんかも得意でしょ?」
A「いや、それもあまり・・・」
B「だって、聞いた話じゃクリケットは世界的にみたら凄い競技人口らしいじゃないですか、
運動得意なのにクリケットやったことないんですか?」
A「知識的には聞いたことあるんですけど、やったことはないです」
B「本当に運動得意なんですか?」
この上の文、よくわからない不毛な会話。
ただ、これに近い話がパソコンで結構起こってたりしましたからね。
分からないんです。本当に望んでる部分が。
その後修正
A「なんで運動したくなったんですか?」
B「いやぁ、最近太ってきたのでダイエットしようかと」
A「あぁ、じゃあ体を動かせるなら大体効果ありそうですね。
歩いたり自転車でも良いかもしれませんね」
B「あ、運動苦手ですが自転車は私も乗れます」
A「あ、じゃ、自転車でサイクリングとかどうです?」
B「でも、今自転車持ってないので・・・どんなの買ったらいいですかね?」
A「それなら自転車のカタログか何か探してきます?
直接店に見に行くのでもいいですけど」
B「本当ですか?お願いできますか?」
A「もちろん、いいですよ」
B「ありがとう!助かりました!痩せれる気がします!」
相手の求めているものが違うっていう。相手が求めてる本質に対して
全然、スポーツの知識とかいらなかったっていう。
そんな風な時もあります。
つまり言いたいのが、
需要と供給に関して求められてる知識が違うっていうことで、
実は情報が多種にわたる中、一般の初心者に本当に必要なのは、
『ものすごい知識と性能を持って活躍する忙しい人』の裏に隠れた、
『そこそこの知識の能力を持って、時間的に柔軟に対応できる暇な人』
っていう存在じゃないかという話。
で、そこに向かってるビジネスも結構ありますよね。